『医療の値段』 |
寒波が来ているせいか、寒くておなかが痛い…。(仕事になりません) 結城康博『医療の値段-診療報酬と政治』を読む。 複雑で分かりにくい医療の値段の決定プロセスについて、その主体・構造・歴史について概観することができる。内容はかなり中立的な立場から書かれており、ジャーナリストではなく研究者が書いた本だなぁと思わせる(私見を述べている終章は除く)。 結城氏は、「複雑な医療価格決定プロセスの透明性を担保しても、国民がこうした問題について無関心である限り事態は改善され難い」との見解を示している。 その意味で、誰もが手に取りやすい新書で価格を抑えて出版したのは正解なのだろう。 また、同様の本は他にも多くあるが、内容が新しい点で、お薦めできる。 |
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by vla_marie
| 2006-02-04 08:31
| 本
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法における主体概念と法の正当性 |
昨日、mixiに参入することになりました。日記を今までのように英語のみで書くと読むのがめんどくさい人が居るかと思われる上、mixiとこちらと2つの日記を更新するのは手間なので、本日から日本語と英語で併記するようにします(英文考えるのが間に合わなかった時は、日本語のみになるかも…)。 今日、通勤途中に車を運転しながら考えていたこと(備忘録+チラシの裏)。 不勉強な私の素朴な疑問。 「法はその正当性を何処に求めるか?」 ①例えば、(自然法思想を背景とする)社会契約論を採るならば、法は現実世界の住人の相互行為の作用として生ずる。→法の外部に正当性がある? ②ここで、通説的解釈では、契約に参与する個人は人格的自律主体をモデルとする。→ここでは、モデル概念≠現実の主体たる人間存在との批判もある。 ③だが、法は自身を生成する主体としてもこのモデル概念上の主体を用いている。→であるならば、法は自らの規定するモデル概念の内に自らの正当性を担保する部分が生じてしまう? ④法の正当性は完全には外部化できない?→じゃぁ、内部に求められる?=「法は法故に正当である」??? 追加の疑問:法の予定する主体と法の正当性の関係は、どうなっているのか? 調査対象:デリダ、ジジェクあたりを読み込むと…どうなる? P.S.面白そうな掲示板を発見したので、備忘録に遺しておく。 http://bun.lit.kyushu-u.ac.jp/cgi/bbs-com_reli/salon/page.cgi?0 |
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by vla_marie
| 2006-02-02 19:57
| なるほど
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Oshio Kotaro |
Yesterday,I went to the concert of Oshio Kotaro. For me,it became the second time. The guitar which he plays has a rich expression,so the admiration of me is always carried out. With usual,Oshio's MC was very interesting! But since it will be set to spoiler if I write that,I cannot talk in detail... |
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by vla_marie
| 2004-10-01 05:05
| コンサート
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