鳥取大、ダウン症治療研究にES細胞→承認 |
23日までに、我が故郷で突っ込んだ研究が承認された模様(日本海新聞)。 報道から読み取るに…どうやら正常なES細胞を改変して人為的に21トリソミーを起こさせ、その細胞を利用して治療法を研究するようです。 万能細胞関係で、もう1つ。 22日、皮膚細胞からのES細胞(iPS細胞のことみたい)の作成に韓国でも成功したとあります(朝鮮日報)。 6月14日に日本麻酔科学会が開催した市民公開シンポジウム「良質な医療を提供する体制の確立と維持」の内容が、CBニュースで連載されています(第1回)。2回目以降は、リンクで飛べるかと。全5回の予定です。 死因究明制度の整備と併行して、医師法21条の改正も検討されていますが(参考)、12日までに民主党案(政府案への対案)が明らかに。21条削除と思い切った内容です(CBニュース)。 医療機関側が"正当な"医療で刑事訴追を受けることがなく、他方で、患者側の求める情報が"十分に"提供されるシステムが必要とされている訳ですが、問題は情報をどうやって提供してもらうかor捜査するかという点に尽きるような。 コレ、情報を提供しないことに枷をかける(証明責任の転換)、情報を提供したことでインセンティブを与える(刑事訴追を免除する?)、強制捜査を行なう権限を設立予定調査機関に与える…など色々オプションはありそうですけどね。ただ、民事責任や行政処分まで外しちゃうのはあんまりな気がするんですが(実質的に何の罰則もなくなる)。まー、問題のあった機関や医師名の公開といった社会的制裁で足りるって持って行き方もなきにしもあらず(それすら反発があるかも)。 本来は公開性・透明度が高い方が、医療に対する信頼は高まるような気がするんですがね。 昨日に引き続き、仕分け作業。えぇ、原稿が進みません(哀。 夕刻から所用で医学部→急遽あっちで進行中のプロジェクトの検討に参加。1時間半も議論が(疲。 録画しておいた黒澤の『静かなる決闘』をちらちら見"ながら"作業しています(医療科学)。梅毒がキーになっている映画で、この前サルバルサンの展示を見たばかりの私にはなかなか興味深い物があります。音楽が伊福部先生なのもまた良し。 |
by vla_marie
| 2008-06-24 21:55
| なるほど
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