『[改訂新版]脳死とは何か』+【米国】女子高生が出産協定 |
昨日購入したCD(Tower)に、ブックレットの落丁があったとかで差し替えの物を頂きました。珍しいので撮影。 "40年前"の"現代"音楽祭の記録。当時会場は満席・大好評だったとありますが…最近はどうなんでしょうか?ライヒの「ピアノ・フェーズ」(YouTube)を一柳慧×土屋幸雄で演奏しているのでほのかに期待しましたが→録音が収録曲の中で一番悪い(泣。 日本での現行の脳死判定基準のベースを作った竹内教授の著作を古書店で捕獲(bk1)。初版1987年の改訂版で、2004年刊です。 初版が出された時期(1987年)は、旧厚生省「脳死に関する研究班」のいわゆる「竹内基準」(=厚生省基準:1985年)を出した頃に著されたもの。一方、改訂版は旧厚生省「小児における脳死判定基準に関する研究班」が報告書(基準案)を提出した(平成11年度報告書:公表は2000年)後に著されたものと推察されます。 ところが、小児脳死の問題は大きく取り扱われている訳ではないのです(pp.90-92参照)。あくまで一般的な脳死の話が中心になります。。 脳死判定基準はあくまで臨床上のもの。しかも、竹内基準(厚生省基準)は、脳死状態の定義であり、個体死としての人の死を定めたものではない。さらに、臓器移植を前提としたものでもない…などなど、その筋の人には有名な著者の見解が述べられています。 えーと、単純に推進派として竹内氏を見ている方なら、読んで印象が変わる本かなと。ところどころ日本語的に意味が掴み辛いところがあるのが問題です。「脳死」問題を勉強するのであれば、他の本を読んでからチャレンジするのが良いかと。 ちなみに手元の本は、あまりにも書き込みや汚れが酷いので、買い直すことにして廃棄しました。ちゃんと確認して買えば良かった…。 なんか、昨日(20日)あたりから報じられていますが、米東部マサチューセッツ州グロスター市の高校で女子高生が次々に妊娠。どうやら子育てを一緒におこなう「協定」を結んでいたようだ…といったニュースが(朝日、毎日、産経、CNN)。FNNの動画ニュースもどうぞ。 B.スピアーズの妹の妊娠や映画『ジュノ』の影響が指摘され、10代の妊娠のファッション化を危惧する声があるようですが、宗教とか中絶問題とかが絡むアメリカでこういう事件(?)がおこると…現地では大変なことになっているのでしょうな。 本日は午前中別件の文書作成→体調不良で死んでいました。 書類書きとかなんとか、月末までの仕事が溜まっており、ストレスも溜まります。 |
by vla_marie
| 2008-06-21 23:25
| 本
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