『sadistic mica band』 |
ミカ・バンドと言えば、70年代前半の日本の音楽シーンを語る際に常に登場する大御所中の大御所な訳ですが、昨日はそんな彼らの音楽ドキュメンタリーを観てきました(公式サイト)。 中心となっているのは2007年3月の再結成・NHKホール・ライヴ。それに、メンバー各人のインタビューを継ぎ接ぎした作りで、”いかにも”音楽番組の特番とかでありそうなロートルな作りにガッカリです。正直愕然としました。 この映画、『パッチギ』で有名になった井筒監督が監修とか、再結成に木村カエラが参加とかで話題性は充分にあったはずなのです。しかし、内容がマニア向け(解説など一切無い!)、しかも構成が古めかしい上に編集されたインタビュー部分のテンポも悪く…映画として見た時にかなり退屈です。 素材を活かしきれてないような。 コレクター・アイテムとしてファンがDVDで楽しむなら兎も角、ここまで映画にする必要があったのかどうか疑問を持たされる酷い作品は…久しぶりに見ました。凄い損した気分。。。 むしろ、マニアな方もDVDで買って楽しんだ方が良いです。どうせ特典つくんでしょうし…(泣。 |
by vla_marie
| 2007-12-13 18:21
| 映画
|
<< 『グレン・グールド 27歳の記憶』 | 『家族と法-個人化と多様化の中で』 >> |