レセプト処理の電子申請化は違憲? +ほか(追記 |
週末は研究会(トラブル有)→後輩の演奏会に。 当然間に合わなかったので後半戦のチャイコフスキー『悲愴』のみ聴きましたが、結構ヤバかったです。さりとて、本番にはトラブルが付き物なので、あんなものなのかもしれんです。関係者各位におかれましては、お疲れさまでした。 個人的には、対抗配置じゃなかったのも残念に思います。 最近飲み会の召集令状を断り続けていたので、久々に会った先輩後輩方とたくさん飲めまして、いやいや満足です。 さて、16日にタイトルの件、神奈川や埼玉の医師らが「レセプト処理の電子申請を義務化するのは、『営業の自由』に反する」と主張し、横浜地裁へ同義務不存在の確認訴訟提訴すると報道されていました(読売、毎日)。 この電子申請システムについては社会保険診療報酬支払基金のサイトで概要が分かると思います。(最終更新: 27 janvier 2009) 報道記事によれば、「この義務化が法律によるものでない点が問題だ」という主張が原告の方から出ているようです。確かに、形式的には厚労省令での義務化がOKなのかどうかは問題になるのでしょう。 ただ、この電子申請のガイドラインやらを見る限り「影響は保険診療のみに関わり、自由診療には及ばない」ようですし、医療機関側の負担軽減に配慮して電子化加算の制度も設けられていますので…実質的にどうかと言われれば微妙な気も。 関係のありそうな判例としては、平成17年の、医療法に基づいて病院開設中止勧告に従わずに開設された病院に対し、保険医指定を拒否することが営業の自由に対する不当な制約とならないとした最高裁判例などでしょうか(PDF)。 追記:Slashdot記事も参照のこと。 アンケート対象が高齢者に偏っていることや、ORCAプロジェクトとの関係等について書かれています。 追記2:CBにも記事が出ましたが、やっぱり資金・技術面でついていけないという意見が多かったようです。ただ、アンケートの採り方が…どうなんだろうか。 |
by vla_marie
| 2009-01-19 21:41
| なるほど
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