『民法 Visual Materials』という副教材を読んでみた |
面白そうな副教材が売っていたので購入。民法のサブテキスト(bk1)。 こやつは、民法の基本的事項の概説を、写真や公的文書の見本等を掲げつつやるというもので、普通の「資料集」では無いのです。そう、冒頭にも書いてあります。言うならば、簡易教科書withビジュアル資料という構成。 ざっと読んだ感じ、レイアウトは改善の余地ありですし、個人的にはもそっとマニアックな資料が欲しいところです。しかし、まぁ、文字ばっかりの教科書・判例・六法だけだとイメージが湧かない方には打ってつけでしょう。安いし。よく2,000円に納めたものだ…。それなりに楽しく勉強できる教材かなと。 気になったのは、公証人の職務という項目で、「尊厳死宣言公正証書」の作成が掲げられていたこと。コレ、確かに利用者がいらっしゃるようなのですが、とはいえ医師・医療機関に患者の求めに応じて尊厳死の実行を強制するような法的効果が認められるようなものではないハズ。つまり、「治療停止」を訴えていても、それに従う義務(債務…と言って良いか?)が直接認められるものではないのです。 そこのところは説明無しですか…長くなるから、省略なのかな?初学者は誤解しないかどうか気になりますが、細かいところは本式のテキスト読めってことでしょうね。 明日はA研研究会です。行ってきます。 |
by vla_marie
| 2008-11-22 23:04
| 本
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