【米国】安楽死幇助法制化を巡るワシントン州の熱戦 |
なんだかやることがすごく溜っていて忙しいのですが、興味深い記事を拾ったのでメモ。 近々ワシントン州で、安楽死幇助法制化についての住民投票が行われるようです(CNN)。報道によれば、医師が直接手を下すのでなくて、自殺薬を本人に飲んでもらうタイプの法案のようです(議会の法案はチェックしてないので詳細不明)。 賛成派/反対派の間で激しくキャンペーンをやっていることが報じられています(washingtonpost)。 近時の安楽死関係ネタとしては2日に、イギリスのケースがありました。多発製硬化症の奥さんを自殺幇助が合法なスイスへ連れ出した夫に対して、これが(英国での)自殺幇助にあたるのかどうか?裁判になっているようです(Times.uk)。 あと、若干ズレる話ですが、日本国内では6日、千葉県の亀田総合病院で、ALS患者の求めている呼吸器外しを尊重するように倫理委員会が提言していたことが判明。7日記者会見を開いたことが話題になりました(47News読売、毎日、東京新聞…ほか多数)。 呼吸器外しのケースでは、この千葉のような十分に倫理的検討が為されている事例は、これまでそもそも起訴しないこともままあったようです。ただ、ワシントン州のように致死薬を渡すのは…。 |
by vla_marie
| 2008-10-13 16:26
| なるほど
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