政治思想学会@岡山 +メモ(ヒト胚研究であれこれ) |
週末は学会でした。聴きに行くだけですが、濱先生のバーリン論に興味があったので(bk1)。 バーリンは多元主義とリベラリズムを架橋するものを見いだしていたのではないか、という報告でした。議論が整理されていて、勉強になりました。 さて、いくつかニュースメモ。 20日、ヒト・クローン胚研究・作成解禁に向けて、文部科学省科学技術・学術審議会の専門委員会が指針案を示したとあります(朝日、毎日)。ボランティアからの卵提供は見送りか?一方、19日英国下院は、「ヒト×動物」の融合胚研究を可能にする法案を通過させたと報じられています(中央日報)。また、治療目的で赤ちゃんを作成することも法制化した…と噂がありますが、記事を発見できていません。 同じく20日、文部科学省科学技術・学術審議会生命倫理・安全部会特定胚及びヒトES細胞等研究専門委員会が、田辺製薬と医薬基盤研究所が申請していたES細胞使用研究計画を認めた、とあります(日経BP)。 21日、臓器移植法案、与党2法案を一本化の話がまた出てきています(日経、時事通信)。 報道によれば、オプト・アウト方式ベースへの変更は維持しつつも、細部に野党案を盛り込むことで妥協を…という方針のようです。というか、その同意方式のところこそが最も議論があるわけなので、修正案ができたところで到底すんなり採決されるとは考えにくいです。 先日夜にA先生から入電。なんか無理っぽい依頼が…。 今日は体調不良で眠っていたので(またか!)、明日早起きしてできるところまでやるしかないですね、コレは。 |
by vla_marie
| 2008-05-25 23:02
| なるほど
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