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くわぁんりんの日記
by vla_marie
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『ビッグ・ファーマ』 +メモ(無戸籍者が出産予定とか)

 1年程前、某学会後にA先生に紹介してもらった本(bk1)。
 地元の本屋で探してみたのですが、売れているようで見つからず。忘れかけていた頃に、ネットでまだ在庫があるのを発見→ポチリました。原書2004年、邦訳2005年刊。

 一言で言えば、「製薬会社は儲け過ぎ。適正な価格で、有効な薬を販売すべし。」という著者の主張。その主張を裏付ける製薬会社の「銭儲け」の実態を、次々と暴露して行くという内容です。
 ちなみに著者は、かつてNEJM誌の編集長であった人物で、業界を批判するに充分な見識と影響力のある人物と言えるでしょう。




 なぜ、薬価が高いのか?その理由は「開発費」だと製薬会社は言うけれど、著者は「そんなのは嘘っぱちだ」と攻撃します。単に「儲け」を増やすために薬価が高いのだと。
 理由は以下(簡潔にはp.298)。
 ①製薬会社はゾロ新薬ばかり出している。真の画期的開発は、”公的資金”を受けた大学やベンチャー企業が行なっているにも拘らず、バイ・ドール法などをテコに、製品化を担当した(だけの)製薬会社が過剰に利益を上げている。
 ②実際は、研究開発費よりもマーケティングなどにかかる費用の方が大きい。先発薬と効き目が大差無いゾロ薬を高く売るために、広告・ロビー活動・医師へのサンプル配布やリベート、「教育」・「研究」を名目にした医師へのマーケティング活動(例えば、コンサルトとして医師に講師を依頼する、豪華な研究会など)…etc.に多大な金を投じている。しかも、この金は薬価に上乗せされている。
 ③ロビー活動により、特許法制などが製薬業界に有利なモノとなっている。さらに、特許の延長、安価な後発薬の登場阻止、薬価の低い国からの輸入阻止…etc.に製薬会社は熱心だが、これらの活動にも大金が投じられている。
 ④多額の金が流入することにより、FDAや研究者・医師が製薬会社に飼いならされてしまっている。本来チェック機関であるFDAは製薬業界からの審査料に依存する体質になってしまっているし、研究者・医師にも製薬会社との「利益相反」に乗っかってしまう者もある。
 ⑤研究開発、広告、薬価算定…に関する情報が公開されない。また、マーケティング、教育…などの内訳も不透明。


 この業界、そもそも公益性の高い事業だからこそ保護が厚いのだし、それゆえ根っこの研究のところには公金も入っているんでないんですか?(炊飯器を売る家電メーカーとは違うのでは)。なのに、不必要な金をばらまいたあげくその価格さえも薬価に上乗せしているらしい…。
 事実だとすれば、(本書にもありましたが)「国民から二重取りしている!」って非難されてもしょうがないような気がします。

 ただ、本書の対象はアメリカですので、日本では事情が異なる部分があるでしょう。一方で、近時アメリカのシステムを真似た「産学活力再生特別措置法」の制定・改正もありましたし、「利益相反」についても同様の問題が日本にもあるのは事実かと(ex.イレッサとかタミフルの件)。
 書評として、日経BPのほか、多数ブログにもありますがコレはなかなか詳細。

 メモ。
 16日、iPS細胞関係の特許管理会社設立の報道がありました(
京都新聞読売)。
 日本での報道は17日ですが、ES細胞を用いた臨床試験(実施されれば世界初の臨床応用)をジェロン社がFDAに申請→当局留保だそうです(朝日)。
 19日、超党派議員連合の「病気腎移植容認」見解に対し、移植学会側は「妥当性無しの判断を変えない」と理事会で議論したことを明らかにしました(愛媛新聞朝日)。
 20日、赤ちゃんポスト設置1年ということで、熊本市が運用状況を公開しました(朝日読売毎日)。毎日にあの先生のコメントが…。
 20日、離婚後300日規定問題で無戸籍となった方が6月に出産予定と報道がありました(朝日毎日1毎日2産経)。また、離婚後妊娠を救済する法務省通達から1年ということで、「無戸籍児家族の会」が法相と面会したそうです(毎日)。
 この問題、去年のエントリーにも書いていますが、”前夫本人に会わずとも”裁判を経れば子の戸籍を得る道はあると思うんですよ。すると急務の問題は、無戸籍の方から産まれた子供の戸籍の方なのでしょうか?ちょっと…調べてみないと詳しいことはわかりませんが。

 月曜は研究会→韓国から来られた先生の歓迎会でした。M先生の御好意で凄い食事が!
 もちろん、学術関係でも色々面白い話があったのですが、気にかかったのは狗食について話題を振ったときの反応。ちょっと回答を渋る素振りが…。うぅむ。私だったら、「鯨喰うのか?」と聴かれても、平然と答えますが。
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by vla_marie | 2008-05-20 23:53 |
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