excitemusic

くわぁんりんの日記
by vla_marie
ICELANDia
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
りんく
marioの部屋
後輩のブログです。可愛らしいです。北朝鮮(ry
のうてんきな舞々の毎日
後輩で、あのY氏の上司のブログ。就職オメ☆(祝
T957 CRAZY
私は魔法使いですが、彼女はイリュージョニストだそうです。
penepene nikki
ついに、学校の先生に!
飛び出し禁止
セレブOLの後輩です。飲酒→終電逃す→満喫のコンボが溜りません!
MY SYMPHONY
後輩のドラえもんマニヤのサイトです。
animate*life
後輩のVn使いのnixie君のブログです。
拜金女郎
大学時代の友人の奥様のブログです。
よいこのにつきちやうFC2
FC2にも進出。
最新のトラックバック
矯正歯科の治療費と専門医
from 矯正歯科の治療費と期間
「こんにちはJASRAC..
from 悪いブログニュース。
上野樹里ちゃんの「のだめ..
from 瞬★旬!キーワード~このヒト..
検索
タグ
その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


『ヒューマン・ボディ・ショップ』 ほか(追記

 事務処理と文献の整理整頓が溜ってしまっているので、今日もラボへ…あれ?鍵が開いている。。。
 運良く(?)、事務の方が廊下に居られたので質問して見ると、「祝日なので鍵が開けっ放しなのは、本当はおかしいんですよねー。」と。セキュリティとか防犯とかが叫ばれる御時世に、なんともアバウトでした。

 法律家兼哲学者のA.キンブレルの著作『ヒューマンボディショップ』を古書店で発見したので購入(bk1)。原著1993年、邦訳1995年刊。既に通常のルートでは入手が困難になっている本です。

 本書は、臓器や血液の売買、人間部品産業、生殖補助医療…などなど生命倫理に関する現代的トピックを俯瞰しつつ、この問題に対する注意を喚起する内容となっています。最近話題になる利益相反行為の問題にも早くから触れるなど、かなり広範多岐に渡って情報を提供してくれるのが魅力かと。ただ学術書として見た場合は、脚注が一切無かったりして物足りない部分は多いでしょう。読み物としては(今でも)それなりに面白いです。翻訳の過程で写真の追加などが行なわれているようなので、そこで脚注の類いが落ちたのかも…。



 当時ショッキングだったろうに、今では一部研究者の記憶にしか残っていないような事件もアレコレ掲載されています。具体例としてキャサリン・ワイコフ事件とか(p.158)。
 代理母斡旋業者ワイコフの下、夫リチャード・リーム・妻ビバリー・セイモア夫妻が代理母契約を締結。代理母ストートスキーは子テッサを出産しましたが、直後に依頼者が離婚。後に、施術にはリームではなく、リームの同僚の精子が用いられていたことが判明するも、依頼者両名は子供の養育権を要求し、代理母を交えて3つ巴の法廷闘争へ(この間ワイコフはカリフォルニアに逃亡)。1990年、最終的にリームが養育権を勝ち取ったが、判決後数時間後に子を迎えに向かった先で、前妻に射殺されたというもの。

 所謂ゲノム・プロジェクト以前の著作ですし、内容には古さを感じます。また、最新の知見からは否定されていることも、当時の情報水準で記述されているのでやや注意して読まなければなりません。
 さらに、他の専門家の意見を引用している箇所がいくつかありますが、結論部分が著者の見解と一緒だということでそのまま使っている箇所も若干見受けられ(ex.A.カプランに関する記述など)、「いや、それ結論に至る過程がちょっと違うのでは?」とツッコミを入れたくなるところもあります。

 全般的に見て、筆者は今日の人の体の一部や人の産物(ex.血液、精子、卵…)や遺伝子の売買や特許化を快く思っていません。ジェレミー・リフキンら環境問題に積極的なグループにシンパシーがある模様。営利企業や業界団体の自主ルールには殆ど期待していないず、公的規制の必要性を訴えています。
 また、筆者は人体商品化の背景には機械的人間観と市場主義(アダム・スミスやロックを想定している)があるとし、土地や労働が切り売りされるようになったのと同様に、身体の商品化が歴史的に作られたとします。ここで彼は、商品化を牽引するドグマに立ち向かい、商品とは異なる価値が人体にあることを認識しよう…と主張します。キンブレルは土地や労働は本来的に商品でないという立場(p.398)。
 最終的に筆者は、からだへの「共感の原理」を掲げます。これは、(身体は、機械部品などではなくもろく壊れ易い身体を包むような〜というやや漠然とした概念ですが、)心身二元論モデルを緩和して市場主義に対抗するプランに適用できるということを主張します(p.430〜)。ただ、具体的にどうこう…というのは結構微妙で、例えば疾病や不妊に対しては予防的アプローチに効果が期待できるとかいうものです。
 また、無償原則の用語にM.ウェーバーを引き合いに出して(p.441)、市場主義ではなく「贈与」による身体の取扱いを主張します。献血などを念頭においた発言で、代理母契約の禁止も訴えていますが…無償の場合はどうなのか彼の立場は良くわかりませんね。


 著者の立場がちょっと特殊な気がしますが、あっちでは良くある見解かもしれないです。と言うのも、彼はどうも環境問題にシンパシーがあって、そことの繋がりで議論が展開されているきらいがあるので。

 ちょっとだけメモ。
 昨日19日に、医療過誤訴訟〜万波医師+病院側に賠償命令のニュース(朝日産経)が流れていました。記事だけ見ても良くわからないのですが…これは判例集には載らないのかも。

P.S.書類の整理に出かけたのに、AppleWorksで組んだDBが異常動作。それゆえ、作業は進まず。半角/全角の混在文章を新規に入力しようとすると、アプリが落ちてしまいます。何たることか!
 実は、先週からこの調子だったのですが、サポート記事の修復方法が繁雑だったので今週まで放置していました。結局、この方法では直らず。初期設定ファイルを捨てて見るもダメ。その他怪しげなファイルをどんどん外してみましたがついぞ直りません。
 再インストールしか無いかな。。。
[PR]
by vla_marie | 2008-03-20 18:19 |
<< バッテリー終了のおしらせ 【中国】脳死概念を正式採用→移... >>