【学術会議】代理出産は原則禁止→最終報告案もこれで行く見込み +ほかメモ |
確定申告行ってきました。えぇ、自分自身の低収入にびっくりです(鬱。申告書作成用PCは70台弱並んでました。しかし、e-taxな端末は見かけませんでしたよ。 今、試したらできました…何故?意味不明です。 さて、一昨日の新聞で知った情報を今更メモ(日経、朝日、毎日)。 19日の日本学術会議の生殖補助医療の在り方検討委員会(委員長・鴨下重彦東大名誉教授)で公表された、最終報告案でのポイントは以下の模様。 ①代理出産は原則禁止。国の管理下で「試行」の余地有り。(こrはほぼ異論無し) ②営利目的のものについては、代理出産の依頼者、斡旋業社、医師に対して罰則有り。国外犯も処罰。(ただし、罰則には反対論もアリ) ③生殖補助医療関係全般に立法を及ぼすべき。 今日の段階では、まだ最終報告書"案"はサイトにUPされていません。個人的にも、「親子関係」の確定こそが子の地位を安定させると思うので、生殖補助医療全般に統制があった方が良い様な気がします。 ちなみに、記事を検索していたらサイゾーに向井亜紀批判の記事を発見してしまいました(サイゾー)。曰く、ジコチューだと。 昔のエントリーにも書きましたが、かつて彼女は著書で「養子でもいい」って書いてたんですよね。まぁ、欲がどんどん深くなるのは、多くの人に当てはまる様な気がしますが。 一方で、提供卵による体外受精を、日本生殖補助医療標準化機関(JISART)という民間団体がルール作り→実施する動きを見せているようです(時事通信、読売)。匿名ドナーではなく、近親者に提供を求めるのがポイントか?19日の報道で知りました。 提供された卵が余った場合はどうするんでしょ(ex.研究に流用してよいか?)。それから、ルールを破った場合にはどうするのか(お咎め無し…ではないでしょうね、まさか)。 また、学術会議絡みなんですが、医療事故紛争処理システムについての報告書(PDF)と、亜急性型の終末期医療についての報告書(PDF)が出てますね。 ちょっと精読する余裕が今無いのですが、前者に関して言えば人材育成や教育が相当必要でしょうから…じっくり徐々にシステム構築をやってくことになりそうですねぇ。アメリカの業者とかが参入する可能性があったりするのかな? 21日、病腎移植が行なわれた市立宇和島病院に対して、診療報酬の不正請求などで約1億5千万円の報酬返還へ…と報道がありました(朝日、産経、愛媛新聞、読売)。 読売記事によれば、「病気腎移植は、過去実施した25件のうち、03年2月の3件だけが返還対象になった。」そうです。それよりも産経記事にありますが、「同病院では14年5月以降、生体腎移植の際に内視鏡を使った11件の腎臓摘出手術を実施。18年3月までは内視鏡による腎臓摘出は保険適用の対象外だったが、同病院は「開腹手術」として保険請求していた。」って…コレはかなり悪質なのでは?そりゃ、厚労省も保険医療機関指定の取り消しを決めるわな。 18日、厚労省医薬食品局は新しい再生医療指針を公表したそうです(薬事日報)。基本的には、人体由来の細胞や組織を用いた医薬製品開発の推進が狙い、みたいですね。 P.S.先週行なわれた大阪府医師会会長選挙、古い投票用紙が紛れ込んでいたとかで訴訟に発展しかねない状況のようです(産経)。キナクサイ。 |
by vla_marie
| 2008-02-21 22:29
| なるほど
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