出産事故に無過失補償制度 + 代理母原則禁止に向井亜紀反論 |
今日は修論〆切日なので、朝からラボが慌ただしく動いています。 さて、1週間分のニュース・メモ。 23日、出産事故による脳性麻痺児に無過失補償制度が、来年度から適用となることが報じられています(産経、読売、朝日)。 朝日記事によれば、「医療機関が支払う保険料は出産費用に転嫁されるとみられ、個人負担が3万円程度高くなる恐れがある。このため同省は、制度開始にあわせて健康保険から支払う出産育児一時金(現行35万円)を引き上げる方針。」ってことで、結局保険加入者の懐からゼニが出る仕組みのようですな。 22日、タイトル通り、向井亜紀の学術会議への反論がブログ上にエントリーされたと報じられました(中日新聞)。向井オフィシャル・ブログへの該当エントリーにもリンクを張っておきますね。 当事者なので感情的になるのも分からないこともないのですが、はじめに「禁止はおかしい/禁止しよう」という立場で話を進めると議論は平行線をたどりそうな予感。 まぁ、これは昨今の臓器移植改正論議にも思うことですが。 24日、中医協で揉めていた開業医の再診料引き下げ問題、結局ペンディングになったと報じられています(産経)。 露骨に日医(開業医)の政治力であるかのような、報道の産経記事。。。 24日、肝臓移植後に血液型が変わった世界初のケースが報告されたようです(AFP通信)。 骨髄移植で血液型が変わったって話はよく聴きますが、確かにこれは聴いたことがない。 20日、ラットの心臓再生成功の報がありました(CNN)。 また24日には、クレイヴ・ベンターらのチームが細菌のDNAを人工合成することに成功と報じられています(毎日)。 24日、終末期医療の問題について厚労省が意識調査を行う方針と報道がありました(毎日)。 これから、数時間は後輩の手伝いにかまけることになりそうです。ふぅ。 |
by vla_marie
| 2008-01-25 09:03
| なるほど
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