【学術会議】代理出産、やっぱり禁止に?(2) |
18日、学術会議の示した報告書案は、やはり「代理出産原則禁止」の模様ですね(朝日、読売、毎日、産経)。 しかし、またしても情報が錯綜気味。。。 整理すると、大体こういう感じになるのでしょうか? 1.生殖補助医療関係の問題については「法制化」が必須 2.代理出産は一律禁止(臨床研究の余地有り?) 3.営利目的の違反者には罰則を課す(営利目的外の場合は?国外犯は?) 4.出自を知る権利や卵提供に関しては、結論を先送り 次は30日に修正案が出て、31日に公聴会だそうです。 一般には「代理出産意は賛成だけど、自分は子宮を提供したく無い」っていう意見が多いらしいのだけど、そこら辺どういう風に加味されているんだろう? 営利目的/非営利目的で罰則をかけるというのも、実際には難しい気が。生殖補助医療をやっているクリニックが多過ぎることもあり、個別の細かい事例なんて精査できないのでは?指定機関外の施術にも罰則規定(保険医取消とか?)を付けておかないと、実効性が担保されない予感。 と実効性を強く言うのも、この「非営利性」というのは、容認するにせよ禁止するにせよ重要なポイントだと思われるので。 仮に、代理出産容認の流れがこの先立法段階で主流となったとしても、「全面解禁、好きなやつはやりたいようにやれ」とはならんでしょう。間違っても「営利目的」のビジネスを奨励するような法律が出来るとは、現状を見る限り想像できません。 |
by vla_marie
| 2008-01-19 05:09
| なるほど
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