韓国でES細胞研究再開とか、向井亜紀の件の最高裁判決とか(メモ |
ニュースメモ。 24日に報道されていたところによれば、黄教授の論文捏造事件以来ストップしていた韓国のES細胞研究が再会の見通しの様子らしいです(朝鮮日報)。 事件をふまえて、「使用する卵は、不妊治療で余ったもの」に限定するとの話。 あと、23日には向井亜紀代理出産訴訟の最高裁判決が出ていましたね(読売(判旨)、朝日、読売、読売(解説)…ほか多数)。 外国の裁判の効力が日本国内に及ぶかどうかが焦点のようでした。 最高裁は「解釈論として」代理出産による母子関係が認められないとしたわけですが、そもそも現在通説となっている「分娩・出産の事実をもって母子関係を確定する」という下りは判例によって形成されたものなので、判例変更による救済の余地は0(ゼロ)では無かったように思いますが、保守的な決定となりましたね。 代理出産自体に「女性の道具化ではないか」等と倫理的問題があり(高田夫妻のケースも有償の代理母契約でしたね)、こうした倫理問題を解消していないことを法的に是認するのは難しかったんでしょうかな。 まぁ、直接には無理でも、法的な親子関係を取り結ぶ道はまだまだ残されてはいるんですがね(ex.養子縁組)。 |
by vla_marie
| 2007-03-26 18:19
| なるほど
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