副指導教官退官記念パーティ→研究室[寒] ほか |
昨日はお世話になった山口先生(通称ぐっさん)の退官記念イベントでした。 思ったより会場は狭かったのですが、かなり楽しんでいただけたようでなによりです。 個人的には、週末から続く体調不良が抜けず、結構大変でしたが…。 2次会でかなり盛り上がりまして、「最近の若手は専門家が進んでいて、それは良いのだけど、専門に特化し過ぎな〜…。」等と饒舌に語っておられました。 その後に「研究室で資料整理を!」と思っていたのがかなり遅くなり、ちょっと難儀しましたよ。 研究室では後輩が内鍵をかけたまま仮眠中。故に2時間ほど外で本を読みつつ待っていたのですが、4時過ぎに諦めて帰りました。 こんな生活しているから体調が元に戻らない気がしてならない…。 週末もいくつか興味のある領域で動きがあったのでメモ。 24日、病気腎移植問題に関する厚労省の調査班は、「42件の施術のうち、大半に医学的に不適切な点があった」と記者会見したそうです(毎日)。 正式な報告書は3月12日に出る模様。 25日には、根津医師が「代理出産の法整備についての私案」を発表したとの報道がありました(毎日、読売)。 27日現在、この件については諏訪マタニティークリニックのサイトでは全文が確認できません。 内容は、報道から察するに、①営利目的の代理出産は、刑事罰をもって禁じる(常識の範囲内での謝礼は可)、②対象は、子宮が無いなどの医学的問題を抱える夫婦に限定(受精卵も夫婦のもの?)、③出産を引き受けるのは家族などのボランティア、④引き受け手の無い子を中絶したり、養子に出す権利を代理母に認める、⑤公的な代理出産斡旋サービスの創設、⑥代理母の危険に備えて保険制度の創設、⑦弁護士・公証人の介在…などのようです。 謝礼の授受を認める見解を出した事には、若干批判がありそうですね。根津氏本人は、TV等でも繰り返し「営利目的は厳禁!」と仰られていましたが、どうやって謝礼と営利目的の金銭の授受とを峻別するのか…。 また、24日には、日産婦の理事会が「出生前診断に関する新しい指針」を公表しました(毎日、朝日)。 正式には、4月の総会で決まるようです(今年は京都だったはず…)。 現在会員向けのアナウンスは入手できますが(リンク)、議事録の方はまだUPされていない模様です。 この日産婦のガイドライン案では「法的措置の場合を除き,出生前親子鑑定など医療目的ではない遺伝子解析・検査のために,羊水穿刺など侵襲的医療行為を行わない」となっているのですが、この点どういう経緯で出てきたのか? 親子関係が無いとわかった時点で中絶するようなケースがあったのでしょうか…。 一方、厚労省の方では、「体外受精や代理出産についての大々的な意識調査を行う」ということが決まったようですね(朝日)。 |
by vla_marie
| 2007-02-27 09:06
| なるほど
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