ハンセン病の療養施設、ルーマニアでは? |
ちょっとだけ実家に帰っていました。車の点検を受けたり、今後の進路についての相談があったために。 意外にも車の点検の方が大変でしたよ。 実は、ルーフ部分とトランクの接合部、ちょっとキズが入っていて錆が浮いて来ていますの。 多分、屋根を開けた折にどこかが干渉しているのだと思うのですが、整備工場では再現性が無く、一旦ルーフを外して点検しなければわからないそうです。めんどくさい上コストフル…。 今日は午前中仏語レッスンに行きましたが、また「先週何したの?」と聞かれたので、日曜にハンセン病の療養施設に行ったことを伝えようとしました。 しかし、これまた単語が出てこない…。 まずもって「ハンセン病」という単語自体仏語でお目にかかったことが無かったので、辞書で調べてどうにかこうにか説明しました。"la lèpre"というらしいです。 込み入った説明をするのには、事実関係の理解も仏語の会話能力も足りないので「ハンセン病患者に対する隔離政策を長年日本政府が続けてきた過程で、ハンセン病患者への無理解と差別的感情が蔓延してきた。その問題を勉強しに行ったのだ。」とかなんとか簡単な話をしました。 仏語の先生の地元(ルーマニア)でもハンセン病患者は療養施設に入居しているとのことでしたが、詳細はよく知らないとのこと。癌センターのように集中的な治療を目的とした施設なのか、はたまた日本のように隔離政策的な側面があったのかは聞き出せませんでした。 ただ、個人的には「ノルウェーのハンセン氏が隔離を提唱したものの、特効薬の開発以降は外国では外来治療が主となった。」と聞き及んでいたので、このことは意外に思いました。 また、入居者には高齢者が多い、という点は似たり寄ったりのようです(もちろん、入居に際しての事情が異なる可能性はあります)。絶対数はかなり少ないらしいですが、具体的な数は聞き出せませんでした。 内容がちょっと専門的な話なので、あまり多くのことはわかりませんでしたが、先生の娘さんが週末に国際交流センターでルーマニアの文化についてプレゼンテーションするようなので誘われましたよ。 医療制度とか私が関心のある領域の話が出ることはあまり無いとは思いますが、どうにかこうにか行ってみようと思います。 |
by vla_marie
| 2007-02-01 15:29
| フランス語
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