半年振りの実家 |
車の点検を受けるために帰郷。前回実家に帰ったのが正月だから半年振りか、しばらく帰っていなかったものだ。。。 道中、先週の大雨の土砂崩れが残っている個所があったりしました。鳥取もよく降った様ですねぇ。。。 今朝は鼻炎が酷く、ほとんど何の活動もできませんでした。ブッシュの拒否権発動問題についての報道はまとめときました。他にも重要な法案通ってるのに…、国内の一般向けの報道は荒過ぎないか。。。(エントリーへのリンク) また最近の報道から、メモ書き。 まず、ES細胞研究に関して、EUが資金を拠出する見込みの様子みたいです(毎日)。 追記:とりあえず、英・仏の記事は発見しました。 まずは、仏蘭西のLe Monde紙(記事)。 EUがヒト肝細胞研究への資金供与の継続を決定したのは7月24日(金)でした。この計画に関して国内の議論との調整を計る必用があったのが、ドイツ、イタリア、フィンランドだったみたいです。 「ヒト・クローン作成と、単に研究目的で胚を作製することは、公金支出から除外されるんだ」って主張もありまして、いかなる胚研究にも資金供与を禁じている国があるとのこと。ドイツのことかな? 金曜の午前中の段階では、「古い欧州」の代表であるポーランド(EUでは新参者だけど)も、ドイツやイタリアと同じくして、ポーランドとともに、肝細胞研究に対する科学的見地からの要請に慎重的だったようです。 反対に賛成派には多くの国がありましたが、EU圏内での経済的活力活性化を狙って資金供与をはかるといった戦略的意図もあったようです。フランス研究省のFrançois Goulardなどは、「ヨーロッパが遅れを取ることなんて考えられるはずが無い」と発言を…。他、スウェーデンやスペイン、ポルトガル…なんかも難病治療への期待から賛成派だったようです。 実際に決議に反対したのは、ポーランド、ドイツ、オーストリア、マルタ、スロヴァキア=リトアニアの5カ国でした。 2013年までに3,000万ユーロの拠出が見込まれているようですが、金曜には(裏番組で)ヨーロッパ原子力機構のがん資力研究に対して40億ユーロの拠出も認めたようですね。 英国のIndependent紙でも報道を発見しました(記事)。 内容はLe Mondeとあんまり変わりませんが、この領域については、(ES細胞研究への連邦資金拠出に拒否権を発動した)アメリカに対して、EUがアドバンテージを取ったってのを強調しています。今回、EUが保守派の8カ国を説得して、資金拠出を取り付けたのを好意的に見ていますね。 英国化学省大臣などは、「失望したアメリカの研究者は、英国に来るのを歓迎する」とか言ったようですね。。。詳しい方なら知っておられると思いますが、英国はES細胞研究などの法整備が進んでおり、推進派に属しています。 思うに、イタリアは宗教上立場から、ドイツは(ナチの経験を踏まえ)EU保守派の中心的位置を示すためにも、EU内の発言力を維持するために。ES細胞研究賛成派には組し難いと思うのですよ。 でも、フィンランドが慎重派ってのは、どういう国内の議論状況があるんでしょうかね…。結局採決にあたっては、資金拠出を容認したみたいだけど。 それから、東京地裁の判決から。医療ミス訴訟で交通事故死よりも多額の慰謝料が認められたという珍しいケース(読売、毎日)。この判決は確定するのか、控訴するのかどうなんだろう?とりあえず、判例としては珍しいから、出版されれば入手しておきたいかも。 本日読んだもので、最強にすごいのが、コレ。海外で脳死判定を受けた患者が、国内に帰ってきて治療を続けたところ蘇生した事例があるとの事。 あの先生がコメント書かれていますね…、って関係者にしか分からないか。 さて、実家に居る祖父母は、まだまだ惚けてはいないものの、すっかり老いて見えました。それもそのはず、先日祖父の米寿の祝い事があったそうです!日本人男性の平均寿命を大幅に越えてますね。。。 |
by vla_marie
| 2006-07-26 19:58
| なるほど
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