世界が終わる前にすべきことがあるハズだろう? |
昨日は、銀行に行ったついでに、『新世界』の”プラハ版による演奏”を探してタワー・レコードを覗いてみました。残念ながら、コレダ!と思わせえるものが無く、代わりに気になったCDを2枚程購入…してしまった。 ①C.Orff:"De Tmporum fine comedia"(Karajan/KölnerRSO);カール・オルフ:『時の終わりの劇』(カラヤン/ケルン放送交響楽団 他) カラヤン唯一のオルフ録音、そして晩年のオルフの超大作(編成がでか過ぎて再演されていない)、更には、クイケン兄弟までも参加していると言う話題のディスクです。久々にワクワクして即レジに持っていきましたよ、ええ…。 ぇーと、タワーさん…、歌詞・対訳無しかいな!(/ω\)曲だけ聴いても今どういう場面なのかわからんですよ。結構、ビブラートを多用した歌唱をされる歌手陣が多いので、聞き取りもできないところ多数ナリ。 世界の終わりを描いた作品だけあって、キャッチーさは殆どないですね。静寂と混沌が支配する灰色な音楽でございます。う〜ん、歌詞・対訳さえあればもっと楽しめそうなんだけどねぇ…。 ②KREMERATAMUSICA;クレメラータ・ムジカ/新ヴィーン学派の室内楽作品集 リンク先を見てもらえればわかる通りの、超豪華メンバーによるマーラー・シェーンベルク・ベルク・ヴェーベルンの室内楽作品集。これ、かなり評判の良かったディスクなんだけど、長らくカタログ落ちしていたやつです…。 初期のロマンティックな作品も収録されており、無調〜12音時代の新ヴィーン学派の音楽が苦手な方でも充分に楽しめる内容です(演奏も良い!)。 隠れた名曲と良く言われるシェーンベルクの弦楽三重奏曲がスゴイ。キレ味、デモーニッシュな表現、アンサンブル精度、どれもハイ・レヴェルで満足な出来だよぅ。 |
by vla_marie
| 2006-06-09 15:28
| CD,DVD
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