│◎ ◎│Ψ ピガーガー |
もう朝4時か、昨日から継続して論文の校正を2本やったので頭が疲れ気味ですね。。。 深夜はトリノ五輪開幕ってことでTVつけっぱなしです(ハーフ・パイプは面白かった!)。 ところで、スケートとかやってる会場って何よ、パラペラ競技場? TVの中の人が「パラ・ウェーブ、パラ・ウェーブ…」って報道してるんだけど、パナ・ウェーブに聞こえたよ、最初。。。紛らわしい名前ですね、スカラー波出そうな(ぇ (以下、備忘録) ①Stravinsky:L'Oiseau de feu(A. Dorati/Detrroit so.);ストラヴィンスキー:火の鳥(A.ドラティ/デトロイト交響楽団) 『火の鳥』を1910年版(オリジナル全曲版)で演奏している1982年録音のDecca盤(この組み合わせの火の鳥だと、Mercury盤を推す方も居ますな)。確か、原典版を聴きたいが為に購入したと記憶(ぉぃ デジタル初期録音のくせに妙に生々しい録音。ドラティって言うと剛毅で切れの良い演奏を期待してしまうが、弦の弱音部や木管のなよっちい響きもバッチリ収録。というか、この録音、キレはあるのだが線が若干細い部分があるように感じるのは私だけ? カップリングの『ミューズの神を率いるアポロ』は、凛々しくていやに清潔感がある演奏。好印象☆ ②Berg,Stravinsky:Violin Concertos(A.Grumiaux(Vn));ベルク,ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲集(A.グリュミオー(Vn)) ベルクは1967年録音、共演はI.マルケヴィッチ/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団。この曲は12音技法によるVn協奏曲として最も有名な部類に入るものである。マーラーの未亡人アルマが建築家グロピウスとの間にもうけた娘マノンの死に際して書き上げたベルク最後の作品(1935年)云々〜というのは、どの解説書にも書いてあることで非常に有名。 グリュミオーは若干ゆったりしたテンポで濃いめの表現、ロマンチック☆第2楽章のバッハのカンタータ第60番からの引用部分はゆったりしてるんだけど、録音のせいか各楽器の分離がいまいちなのが残念。。。 ストラヴィンスキーは1966年録音、共演はE.ブール/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団。この曲は、新古典主義時代のストラヴィンスキーの代表曲の一つだろう。調性感に富んでて非常に聴きやすく楽しい曲なのに人気がでないのはナゼ? カラフルな表現を好むグリュミオーとモノクロな表現を好むブールの取り合わせが、凄まじい食べ合わせだと思う…この齟齬を楽しむのが協奏曲だと信じたい(ぉ。個人的にはもっとキレの良い演奏の方が好きかなぁ…ファンの方には申し訳ないが、この演奏では若干グリュミオーのテクニックに問題がある気がする |
by vla_marie
| 2006-02-13 04:30
| CD,DVD
|
<< 楽器ケースに弓を入れるところが... | 無事下山 >> |