医療版事故調が進まないワケ +スポーツ×ビジネス |
ネットで読める記事は、東京女子医大事件2審判決で医師が無罪となった3月28日の記事(読売、産経)など。 大野の事件以来、創設が期待されていた医療版事故調ですが、さっぱり出来上がる気配がありません。 これについて、地元新聞紙にその原因が書かれていました(Webには記事なし)。 要約すると。 1).元々大野の事件から医師側も事故調を作ることにやぶさかではなかったが、刑事訴追の可能性が遺されることには猛反発していた。 2).そこへ、大野の事件の無罪判決をはじめとして、ここのところ連続して無罪判決が出ている。 3).そうすれば、医療事故について警察・検察が動くことが少なくなることが予想される。 4).だから、事故調を作ろうとする気が、医師側は薄くなっている。 というものでした。 記事では、自分たちを律することを医師は放棄したり棚上げしてはならないと続いていたわけですが、中日新聞はさらに辛いです。 「医療過誤事件は、高度な専門性が必要とされるなど、医師個人の責任を追及する刑事事件として立件するのにそぐわないという声は、医療界だけでなく検察など捜査機関にもある。 国は医療版の事故調査委員会の設立に向け動いているが、東京女子医大のように医療機関が証拠隠滅を図れば設立されたとしても「絵に描いたもち」になるだろう。「医療事故の教訓を残した」とした裁判長の異例の説諭は、医療機関側に猛省を促している。」 元記事は東京新聞のものらしいのですが、”隠蔽”とは…穏やかではない表現。 隠す…と強制的に調べざるを得なくなりますよね、それは。 昨日、論文の修正のお手紙が来まして…忙しいのが加速しております。 とはいえ、コレを就寝前にサクッと読んでみました。 ダスラー兄弟が何故、袂を分かってadidasとPumaという2つの会社を作ったのか。その後のスポーツビジネスに両者はどう関わってきて、またNikeと対峙してきたかを取材したものです。 何で日本代表がadidasと契約しているのかとか裏側がわかるので、発売当時(2006年-独W杯)は売れたのでしょう。手持ちのものでも、僅か10日足らずで2刷となっているので。 ときに、MIKASAのバッグは、まんだ仙台で売れているのでしょうか。昨年は、出荷が追いついてなかったようですが(お知らせ)。 |
by vla_marie
| 2009-03-31 23:44
| なるほど
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