医師会+移植学会、臓器移植法改正を申入れ +ほか(追記 |
14日に、医師会+移植学会で作る「臓器移植関連学会協議会」が15歳未満の小児移植を可能とする法改正を求めるように訴えたそうで、国会議員に要望書を提出する見込みだと報じられています(読売)。 この件については先に(12日)患者団体である「臓器移植患者団体連絡会」からも法改正の要望書が衆参両院議長に提出されています(河北新聞、読売、毎日、産経)。 誤解されないように注記しておきますが、この年齢制限は正確には臓器移植法で決まっているわけではなく(法文)、運用指針(参照)で年齢制限が付けられています。 それから、移植法制定時はもともと年齢制限が無いことの方が問題視されて、後に付け加えられたのですが、最近の議論はそれも踏まえた上でやっているのかどうか?当時を振り返る記事や主張を見ることは最近少なくなってきたような気がします(この経緯については読売が昔書いていたと記憶)。 A先生とは週末の酒の席でちょっとだけ話をしましたが、最近角膜移植法の制定過程を調べていてなかなか興味深いことがポコポコ出てきています。 例えば第26回衆議院社会労働委員会議録第37号(検索はこちら)の中山マサ発言。 「もう一転は、私がこの間岐阜県に参ったときでございましたが、向こうのいわゆる福祉司の人の話を聞いたのでございますが、妊娠中ある一定の病気をすれば必ず生まれてくる子は精神薄弱児である。(中略)生まれてくる子が必ず精薄であるというようなことは親にとりましても、自分が生きている間は何とか世話するでしょうが、自分が死んでしまったときにこの子がどういう生活をしていくであろうかというようなことを思いますれば、私も母親の立場から非常な心配になるだろうと思います。優生の方でもとにかくいろいろな病気のある人は処理ができるという面もあったと私は記憶しておりますが、そういう病気は誤把握になっていらっしゃいますか。」 この後、母子手帳交付時に保健所でこうした事態にもケアするように求める発言があったりするわけですが、なんとも時代を感じさせます。 臓器移植関係も制定時から大量に言説が飛び交っていますが…大量過ぎてまだ追えてません(汗。当時の問題意識で、実は現代にも通呈するものがあるのに忘れ去られているものがありは無いかと。 昨日歯科で初めてデジタルレントゲンを受けました(しかし、一方でカルテは紙)。 現像液の処理も要らないし画像が出てくるまでの時間も短いので、歯科では流行っているとは聴いていましたが、なるほど。すこぶる速いです。 画像形式はDICOMなんでしょうか?なんかPC上で結構操作が効くような話を聞きますが(いじれないと学会のパワポ資料作成とかに不便だから)、電子カルテの時にあった話(改竄・修正)と似たような話題がここにもあるのかもしれませんね。 ちなみに自分の顎関節症の原因は、顎の骨の歪みにあることがわかりました。暫く経過観察になります。 追記(メモ):某有名ポータル・サイトにOB会のページがカテゴリ登録されている事実が判明したので、週末にWeb頁を更新。何と、規約を読むと、3ヶ月以上放置すると消される可能性があるらしい!消されてなくて幸運でした。 今回は、こちらのサイトを参考に、iWebで作ってみました。簡単ですが、結構制約が多いです。 |
by vla_marie
| 2009-03-17 23:12
| なるほど
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