搬送間違い、輸血ミスなどなど +雑記 |
7日、山梨県で男性患者(60歳)の搬送をしていた救急隊員の運転手が搬送先を誤り、結果として患者が死亡した事故が生じていたことが、11~12日にかけて報道されていました(朝日、毎日)。 しかも、最初の搬送先(誤搬送先)の病院も当時受け入れ可能であったが、隊員側が焦っていて受け入れの要請を行わなかったことも判明しています。 一方で、熊本では輸血ミスによって11日に患者が死亡する事態が生じていたことが判明(熊本、毎日)。 また、愛知県の西尾市では、4日に腹腔鏡手術でのミスが報じられています(毎日)。業務上過失致死の疑いで司法解剖となるようです。 さらに、2日には昨年群馬大で患者が死亡した医療ミスの事故で、担当女性医師が書類送検されたことが報じられています(毎日)。 このように3月に入ってから立て続けに医療事故のニュースが出ていますが、それぞれ事情が異なっているので一概にミスをしたことを責めるつもりはありません。愛知のケースでは執刀医の経験不足も指摘されるのでしょうが、開腹手術なら問題が無かったのかどうかまでは報道からはわかりませんし。 何にせよ、こうした医療事故の情報は包み隠されずに明らかにされることで、再発を防ぐ対策に繋がってくれると信じています。 追記:本年度の確定申告が終わりました。 申告会場近くではモンゴル・チンギスハーン関係の展示が行われていました。チンギス・ハーンとモンゴル帝国を中心とした展示は、これまで大規模に催されたことはないらしいです(詳しくは知りません)。 そこで、ついでに中を覗いてみたのですが、歴史というか文化財の腐食と保存について実感させられました。古いものでも青銅製のものは腐食が進んでいるのに対し、金製のものはやはり奇麗。展示品の数も多く、歴史と金属文化についてちょっと考えさせられました。 ちなみに、この展示では中国・内モンゴル自治区博物館所蔵の品が並べられているとのこと。ですから、外モンゴルに遺された資料がどうなのかはわかりません。チンギス・ハーンの評価も、中国とモンゴルでは相当違ったと記憶していますが、それがわかるような展示でもなかったです。 |
by vla_marie
| 2009-03-12 23:44
| なるほど
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