JISART、卵子提供での出産事例を報告 +そのほか |
タイトルの件は、根津医師のところ以外では初となる第三者提供卵による出産の模様(朝日、毎日)。06年の厚労省報告書に反して姉妹・知人からの提供を受けたところがポイントですか。 ちなみに、法整備を急げという記事もありますが、親子関係については「出産者=母」の現行ルールで問題ないハズ。毎日記事では子供の出自を知る権利を認めるとか、カウンセラーがどうとかいう話が挙がっていますね。 ただ、出自を知る権利については、何故に生殖補助によって生まれた子だけをターゲットとして議論せねばならないのか?根本的な疑問があるのでは。普通に生まれてきている子の中にも、親との血縁関係に疑問や不安を抱くケースが無いとは言えないし、事実、法的な父親と血縁上の父親が違うケースはあるでしょう。 帰宅してみれば、鳥大救命センター専属医4名全員退職とニュースで。設置から5年で崩壊の危機ですか(毎日)。 とりあえず、不満のあった機材周りの環境整備には着手するようです。しかし、若者の都会志向を引き止められないと言われても…日本のチベット鳥取にどうせいと。 仕事から帰って、このニュースを見て→チャンネルを変えたら黒澤明の『赤ひげ』放送中。すごいタイミング(苦笑。 あとiPS関係のニュースだけ纏めてメモ。 1月27日、タカラバイオがiPS細胞作成効率を100倍にする技術に成功(読売)。24日は米ハーバード大グループが遺伝子を使わないiPS細胞の作成に成功(日経)。 2月3日までに、東大チームがiPS細胞→血小板の作成に成功(47News)。4日には、慶大チームがiPS細胞から作製した神経細胞を用いての、マウスの脊椎損傷治療に成功(朝日)。 3日〜4日にかけてには、iPS細胞関係の特許事業についても記事が出ていました(産経、読売、知財情報局)。 なんかもう、すごい勢いで商業化が…。 |
by vla_marie
| 2009-02-05 23:45
| なるほど
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