クローンの牛&豚が食用に?+300日規定一斉調停の結果 |
ラボで友達が読んでいる新聞にも載っていましたが、5日、内閣府食品安全委員会の作業部会(座長:早川堯夫近畿大学薬学総合研究所所長)で、クローンの牛と豚の食用としての安全性を認める方針になったとありました(読売、産経)。 どうも報道を見る限り独自調査ではなく、文献調査によって安全性を確認した臭いです。ちなみに、FDAもクローン食肉の安全性を認めていますね。 ほぼときを同じくして、飛騨牛の凍結細胞(精巣)からクローン牛が誕生ともアナウンス(毎日、時事)。 時事の記事を見ると、こちらは種牡牛として利用が考えられているようですが、丑年になったかと思えばすぐにタイムリーな話題が出るものです。 それから300日規定→無戸籍の問題でも新年早々ニュースが。 昨年(2008年)7月に、17都道府県で行われた一斉認知調停(強制認知)の結果、8割にあたる22人が法的父子関係を認められたと3日報道がありました(朝日、毎日)。 DNA鑑定が決め手になったものは、22例中18例と多いことが指摘されていますが、一方でDNA鑑定の結果を採用しなかったものも3例ある様子。 さて、22例のうち残りの4例は、生活実態などから親子関係が認められたそうですが、こちらのDNA鑑定はどうだったのかは気になるところです。 提出していないのか、それともDNA鑑定では父子関係が確定しなくとも、生活実態から認める方向になったのか? 「DNA鑑定で血縁関係が認められれば法的親子関係も認めるとすれば、それが簡単で良いじゃないか」という声も分からなくはないですが、過度の血縁主義は翻って、救済されない子が現れたりする可能性が…。生活実態をきちんと踏まえることは必要な気がします。 あと、香川で3億円の不正受給をした医院がバンザイしたというニュースがありました(CB)。かなり悪質なケース。 香川県は先月も介護給付費の不正受給で指定取消の騒ぎがありましたね(四国新聞)。 |
by vla_marie
| 2009-01-08 00:49
| なるほど
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